受験者数と合格率
ケアマネ試験
ケアマネ試験の受験者数と合格率について
ここ3年間は以下の通り。
受験者数 合格者数 合格率
第20回(平成29年度) 131,560人 28,233 人 21.5 %
第21回(平成30年度) 49,332人 4,990人 10.1 %
第22回(令和元年度) 41,049人 8,018人 19.5 %
21回試験から受験者数が大幅に減っているが
これは資格要件が厳格化されたためである。
ケアマネジャーの受験資格を得るには
一定の職種で5年以上かつ900日以上の勤務実績がなければならない。
一定の職種とは「国家資格」「生活相談員」「支援相談員」
「相談支援専門員」「主任相談支援員」のいずれか。
国家資格等
ケアマネジャーの受験資格を得るために必要な勤務実績として
認められる職種としては、医療に関わる国家資格等が挙げられる。
具体的には、医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、
看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、
介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、
栄養士、管理栄養士、精神保健福祉士が該当。
このうち、いずれかの資格を持っており、
実績を5年以上かつ900日以上積んでいれば、
ケアマネジャーの試験が受験可能。
生活相談員
生活相談員として一定の業務について5年以上かつ900日以上の勤務経験をもつ場合も、
ケアマネジャーの受験資格が認められる。
具体的には、特定施設入居者生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護、
地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護、介護老人福祉施設、
介護予防特定施設入居者生活介護における生活相談員を指す。
支援相談員
支援相談員としての勤務経験も、ケアマネジャーの受験資格になる。
対象となるのは、介護老人保健施設における勤務実績が5年以上かつ900日以上ある場合。
相談支援専門員
相談支援専門員として業務を行っていた場合も、
5年以上かつ900日以上勤務していた実績があれば、
ケアマネジャーの受験資格として認められる。
具体的には、計画相談支援、障がい児相談支援における相談支援専門員としての業務が対象。
主任相談支援員
生活困窮者自立相談支援事業などにおいて、
主任相談支援員として勤務した経験がある場合も、ケアマネジャーの受験資格を得られる。
この場合、必要なのは5年以上かつ900日以上の勤務実績。
つまり
なにかしらの資格あるいは経験が5年以上ないと
受験資格がないのだ。